yanotaka@co-meeting-memo

Pocketやはてなブックマークの処理用に作った、なぐり書きメモブログ。

pplog : 「自分の思いを好きなように書ける場所」になって欲しい1記事しか公開できないブログ

 pplogが面白いですね。

pplog - ゆるふわインターネットにポエムを刻もう

f:id:yanotaka:20140211043652j:plain

 基本はテキスト中心のシンプルなブログなのですが、最新の投稿記事しか公開できないという、過去には多分ないユニークな制限があります。Twitterアカウントでのログインが前提のため、完全に匿名ブログというわけでもありません。

最初に思い出したのはほぼ日刊イトイ新聞の「今日のダーリン」ですね。コピペでもしておけば保存できますが、しなければ次の日には読めなくなってしまう文章。読むためには「毎日チェックする」という意識を持たないと読み続けられない文章。多分、pplogもそれを意識していると思います。

私も何日か普通に自分のTwitterアカウントを利用して書いているのですが、なんでしょう、自然とこのメモブログやFacebookなどのソーシャルメディアに書かないような内容を書きたくなる「空気」持っています。

多分、書く上で意識していることが他の媒体と異なるのでしょう。例えばFacebookだと、自分が繋がっている人々や、自分のプロフィール(私であればco-meetingのメンバーであること)を意識して書きますし、Twitterやこのブログの場合、つながっている人は不特定多数に近いため、自分のプロフィールのみを意識しています。

ではpplogはというと、Twitterアカウントを利用しているため、自分のプロフィールを無視するわけではないのですが、自分の内面に踏み込んだことを書きたくなっている気がしますね。

自分の思いを好きなように書ける場所が欲しい。

ブログが生まれる前のテキストサイトは、もっと色んな人が好きな事を好きなように書いていたように思う。そこには直接的な対話もない。大衆の目にさらされ、一度にたくさんの言及や攻撃を受けることもない。一定のファンしか見ない。誰かにとってはつまらないかもしれないが、誰かにとってはクソ面白いかもしれない。それでいいんだ。そんなかつてのテキストサイトのような豊穣を、インターネットに取り戻したい。そのために、一度私達はあのパーマリンクを忘れる必要があるのではないかと考えた。全てがそうなれとは言わない。そういう場所が1つくらい、このインターネットにあってもいいのでは?もっとゆるいソーシャルを、もっと自由なブログを、再発明する必要がある。

ソーシャルに疲れた私達が今欲しいものは、パーマリンクのないゆるふわブログサイトなんだ。

俺たちのゆるふわインターネット「pplog」 をリリースしました(してました) - 納豆には卵を入れる派です。

 作者のブログからの引用です。「自分の思いを好きなように書ける場所」「一度にたくさんの言及や攻撃を受けることもない」場所。今後どうなるかはわからないですが、pplogが目指している方向性にはちょっと期待してしまいます。なんかちょっと違う空間を作ってくれないかと。

しかし、 「「10分対談」を聞いてSnapChatの面白さが腑に落ちてきた」で触れたsnapchatもそうですが、制限することによっていくつか新しい空間が生まれ始めてるんですね。Twitterはそうだったんでしょうが、その後はあまり感じたことがなかったので、また動き出したんだなと。

 

面白い。