yanotaka@co-meeting-memo

Pocketやはてなブックマークの処理用に作った、なぐり書きメモブログ。

「10分対談」を聞いてSnapChatの面白さが腑に落ちてきた

昨日のブログ*1で紹介していた「10分対談」が、ログミーで書き起こされていました。そのおかげで対談の内容を引用しやすくなったので、昨日感じていたことをメモ。

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経営者の仕事と組織を大きくすることの意味

いろいろ読んだり聞いたりしてきた中でわかってきたこと、というか現時点での自分の解釈なんですが、組織がある程度大きく、経営者の直接的な関与なしで回るような組織づくりをするのは、経営者自身が常に先のことを考え、行動し続けられるようにするためなんですね。そうしないと、「いま」のメイン事業に陰りが見えたときに対処が遅れてしまう。

だから、現在のメイン事業は経営者以外の人員で自走できる状態を作り、経営者自身は次の、未来を支え続けるための事業や仕込みをしなければいけない。立て直しが必要なときも一緒ですね。業績が好転することがゴールではなくて、好転して自分の手を離れて自分が次のステップを考えられるようになって初めて一区切り。

ああ、それがある意味軌道に乗せるってことなのか、と。まあ、自己解釈ですけど。

 

がんばろ。

書籍「ITビジネスの原理」を枕にした動画「10分対談」が興味をすごく掻き立ててくれて面白い

youTubeの動画チャンネル、興味はあったのものの日常の中でiPhoneにイヤホンをつけるのが面倒であまりちゃんと見ていなかったのですが、食わず嫌いでしたね。むちゃくちゃ面白い。動画。この動画達が自分の琴線に触れただけなのかもしれないのですが。

そのきっかけになったのは、1月28日に発売が開始される本「ITビジネスの原理」。

ITビジネスの原理

ITビジネスの原理

 

この本の出版に合わせて、著者の尾原さんという方が、自己チョイスの面白い人と10分間の対談をHangout On Airで対談しているチャンネル「10分対談」。なんとなく面白そうだったので、この本はすぐに予約(Kindle版)は予約したのですが、その後Facebook上で色々な人がこの本と尾原さんのことを紹介していいるところでこの対談に気が付きました。

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「保育所入所不承諾通知書」が届いたその後の話

2年前にこんなブログを書きました。

目黒区の保育園入園状況:「保育所入所不承諾通知書」が届きました | Yanotaka's Blog

当事者になって分かったことですが、保育園を取り巻く環境は楽観できません。個人的には、待機児童の状況が目黒区より厳しい区で、身近な人間が比較的容易に認可保育園に入れていた状況もあり、楽観視していたところもあります。いやはや、甘かったです。これからの人は決して楽観視せずに行動した方がよいかと思います。

そして、全く状況が好転していない私たちがどうするかというと、認可外保育園に入所するために保育園をストーキングするかの如く通い詰めたりしたいと思います。現状では大したことはできないのですが、やれることはやっておこうと思います。

 このまま保育園の件は放置していたのですが、最近この記事を読んでくれている方がそれなりにいるため、その後を書いておきます。

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Branchat : マインドマップでチャットができるありそうでなかったWebサービス

Branchat面白い。チャットツールを既存のレイアウトを踏襲せずに全く新しく作ってしまうこのモチベーションが大好きです。どうやら大学生が演習講義中に作ったものらしいですね。すごい。

 http://branchat.net/

 Branchatはマインドマップのような画面上でチャットができるツールで、その画面レイアウトとサービス名どおり、いくらでも話を分岐、発散させて会話ができるのが特徴です。マインドマップを共同で作成できるサービスはこれまでもそれなりにありましたが、完全にチャットと一体化したサービスは初めてなんじゃないでしょうか(あったら教えてください)。

話せる

 Branchatはチャットサービスです。友達や職場の仲間などと、離れた場所でも話すことができます。

 広がる

会話の流れが枝分かれし、画面いっぱいに広がっていきます。

 追いかけやすい

未読の会話や過去の会話などを、簡単に読み返すことができます

 ブレストなんかは特にそうですが、会話は基本分岐するものです。チャットツールは基本シリアルで、議論も同時に一つしかできないため、長時間の議論、特にブレストとかには向きません。先日の 投稿でも紹介しましたが、下記の理由がいくつかあてはまってしまうんですよね。

社会心理学的にはブレーンストーミングが効果的じゃないってのは有名な話しらしい…:平凡でもフルーツでもなく、、、:ITmedia オルタナティブ・ブログ

ブレストが効果的ではない理由については、生産妨害言われる、集団メンバーがお互いんじょアイデア生産を妨害しているというもので、集団では1度に一人しか話せないため

  • 自分が思いついたときに話せない
  • 他人が言い終わるのを待たねばならない
  • 他人が言い終わるのを待っているうちに忘れてしまう
  • 自分の意見を忘れないようにしている間、それ以外のアイデアを考えられない

その点Branchatは分岐や派生を前提とした仕組みなので、会話の最中に思い付いたことがあれば、いくらでも分岐させて書いていくことができます。試しにサインアップもしてみましたが、下記のようなQAサービスっぽい使い方もとても面白いですね。

f:id:yanotaka:20140124160614p:plain

IT系で面白い技術とかこれから注目の技術とかあったら教えてください。今どういうことを勉強すると面白いですかね?
http://branchat.net/map/show?themeId=51 

一つの質問に対する複数の回答を一目で把握することができて、それぞれの回答に対して会話を不可彫りしていくことができる。なかなか素敵です。この一目で把握するってことをできているコミュニケーションツールはほぼないのですよね。*1

個人的で勝手な願望としては、時間的に融通が利きそうな学生のうちに完成度高めきってほしいと思いますね。最低でも、好きな人には忘れられない記憶に残るサービスになるんじゃないかと思います(本当に勝手だ。。。すみません)。

 

Branchat

*1:ちなみに、うちが提供しているco-meetingでもマインドマップビューでみたいという要望はよくいただくのですが、マインドマップのように個人用ツールとして既に発達していて、こだわりを持って使われていることが多いので、なかなかこれといったものを提供するのは大変だったりします。それもあって、Branchat面白いなぁ、と思うわけですが。

ゲームブックスタイルでコミュニティデザインを学ぶ体験型の入門書 「コミュニティデザインの仕事」

コミュニティデザインの仕事」が興味深すぎる(こんな書き出しばかりだ)

コミュニティデザインの仕事

コミュニティデザインの仕事

  • 作者: studio-L,山崎亮
  • 出版社/メーカー: 株式会社ブックエンド
  • 発売日: 2012/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本なのに、コミュニティデザインの現場をロールプレイできる

ゲームブック(この本だとアドベンチャーブックと表現してる)のスタイルでコミュニティデザインの仕事をロールプレイさせてしまおうって本です。ワークショップを受けているような感覚で読めるようなスタイルを目指して作ったようですね。

参考までに、ゲームブックを知らない人のためにWikipediaの解説を引用しておきます。選択肢のある小説みたいなものです。

本文は数十から数百個のパラグラフ(段落)に分けられており、各パラグラフには順に番号が付いている。読者はそれらのパラグラフを頭から順番に読むのではなく、パラグラフの末尾で指定された番号のパラグラフを次に読む。

次に読むべきパラグラフは1つに限らず、多くは複数の行き先が存在する。それらはプレイヤーによる任意選択ができたり、後述するランダム要素によって決められたり、以前に行った選択や判定の結果が影響して決まる。このような方法によって、多様に変化するストーリーを実現している。ゲームブック - Wikipedia

ゲームブックは自分が小学校の低学年のころだから20年から30年前くらいに流行っていて、当時自分も何冊も遊んでいました。TVゲームソフトはそんな簡単には買えないので、420円で買えるゲームブックでゲームを買いたい欲求を代替していた記憶があります。大人になってからも、時たま古いゲームブックを漁ってみたり、iOSアプリで提供されているゲームブックを買ったりしていました。

で、このゲームブックのスタイルは学習には使ったらそれなりに面白いだろうとはずっと思っていて、どこか作ってみてくれないかと思っていたのですが、たまたまアークヒルズライブラリーの本棚で見かけて一人で喜んでいました。

Amazonのレビューを見ると、評価が真っ二つに割れていました。どうも、内容をざっと理解したいタイプの人の評価はとても悪く、ちゃんと遊んで体験感を味わった人の評価は高いようです。

研修と同じで、その世界に没頭してしまった方が楽しめるし役に立つ

 研修なんかもそうなのですが、ストーリ性やコンセプト性の高いものは、その世界にどっぷりつかってしまった方が楽しく、役に立つと思っています。ちょっとうさんくささを感じることもよくありますが、高いお金を払って受講するわけですから、楽しみ、学びきってしまった方が得です。きっと。 

この本も同じですね。

 この本に興味を持ち、手に取ったら、「読むのめんどくせ」とか言わずにこの本のルールに従って楽しみ切った方がいいと思います。もちろん、コミュニティデザイン自体に興味があってこそだとは思いますが。

個人的には、子供のころにはまったせいもあって、妙にゲームブックには思い入れがあります。なので、この一冊に終わらずに、今後も似たような本が生まれるといいな。

ひたすらに流されずにやっていく

ノウハウの功罪

僕らに与えられたリソースは、若干のお金と時間だけ。

スピードを上げないとあっという間にキャッシュアウトしてしまいます。

余計な事に時間を使っている暇はありません。

シンプルに、シンプルに、シンプルに行動しなければなと思います。

 とても共感します。co-meetingが創業してから3年、自分が合流してから2年。そんなに周りで起きる出来事に大きく左右される方ではないタイプだとは思ってはいましたが、基本手探りで進めてきたこともあり、結果的にはいろいろ翻弄もされてきたのかな。と思います。 

なのでうちも今年はシンプルに。

いま自分にできることをひたらすらに

流されずにやってみよう

 ってところからスタートしていきます。

少年

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