directは、多分国内初の本格的な社内LINEです。メッセージとしては「クラウド連携メッセンジャー」とのこと。昨日（2014年2月16日）メールでトライアル開始が来たので、早速試してみました。触ってみた感触だと、さすがに後発だけあって面白く、有償が前提でなければ自社導入したいくらいです。
現状提供されているチャット、メッセンジャーサービスの中では最も「LINEに近い」
軽くしか試していませんが、現状世の中に出回っている「社内利用向けLINE（的なメッセンジャー）」としては、最もLINEと近い感覚で利用できるサービスですね。
テキストから感情を読み取って漫画やイラストを当て込んでしまう「Feel on!」を提供している会社「L is B 」が提供しており、スタンプ周りの機能も単純にLINEを踏襲しているだけではないのが面白いです。
スタンプとコメントをセットで投稿できるのは便利ですし、それほど精度は高くないですが、入力した文字や相手の返信コメントを分析して表示されるおススメスタンプもスタンプを利用する動機づけになって面白いです。
また、「アクション」として用意されている「Yes or No」「Selection（複数回答の質問）」、そして「タスク」は、FacebookやYammer等に以前からある機能に近いですが、他の機能（スタンプなど）の操作性を損なわずに提供されているため、おまけではなくちゃんと使われそうな気がする機能です。
また、スマホアプリだけでなく、最初からPC用の画面も用意されているあたりも、社内で利用するにはありがたいです。
価格が多少高めだが、社内LINEとしてはとても好み
料金プランも既に公開されています。フリーミアムではなく、有償プランのみ提供です（トライアルは14日間可能）。価格が1名あたり600円であるほか「ベーシック」および「プラス＋」プランにはデータの保存期間がそれぞれ60日、90日と制限されているなど、現行の他のツールと比較すると多少高額かつ制限範囲も気になります。
複数人で試してなかったり、まだ数時間しか使っていないため、品質等はまだ未知数ですが、従来のビジネス向けのチャットツールではなく、LINEやFacebookメッセンジャー等の個人利用のメッセンジャーから進化したビジネスサービスは国内ではこのdirectが（多分）初めてだと思いますので、どうなるのか気になりますね。
個人的にはとても好きです。
