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Pocketやはてなブックマークの処理用に作った、なぐり書きメモブログ。

私が現在使っているニュースアプリ7種とその使い分け

Facebookの「Paper」が米国でリリースされましたね。ニュースアプリ界隈がほんと面白くなってきました。一つのアプリがリリースされるのを楽しみに待つのもかなり久しぶりです。

とはいえ、いつから日本で使えるようになるのかはわからないので、とりあえず自分のが利用しているニュースアプリをまとめ、そこにPaperがどう入ってくるのかを夢想してみました。

Paper

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自分が使うニュースアプリは3種類にわけられる

現状、ニュースやブログを読むために私がインストールをしているアプリは大きく分けて3種類に分かれている気がします。

1.新聞的にみんなが見るニュースを知るためのアプリ

まず、新聞的にみんなが見るニュースを知るためのアプリで、これは「Yahoo! Japan(アプリ)」や「LINE News」「SmartNews」などを適当にインストールしています。この領域のアプリはあまり起動せず、各アプリからのプッシュ通知をテレビのニュース速報のように利用しています。

1. Yahoo! Japan公式アプリ

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ニュースアプリのカテゴリでいつもトップにいる気がするこの公式アプリ。ニュースアプリというよりは、Yahoo! Japanの各サービスへ誘導するポータルアプリです。個人的にはリアルタイム検索を利用して自社製品のエゴサーチをするためにインストールしていたのですが、ポータルとしての利便性とブラウザの使い勝手が何気に良いため、サブブラウザとしても多用しています。

2. LINE News

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 LINEが提供している公式ニュースアプリ。一つのテーマに対して3つの記事のサマリーで要約(?)してくれるのがとても楽で、スポーツやエンタメ関連のニュースをなんとなく読みたいときに時たま使ってます。たくさんのニュースを一気に読むアプリとしては最も私の好みに合ったUIのアプリです。

3. SmartNews

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ニュースアプリブームを牽引しているアプリだと思います。雑感ですが、ここで紹介している3つの中ではもっとも新聞的な用途で利用できるアプリです。個人的には常用はしていないのですが、アプリ内を回遊するためのUIや画面遷移がとても秀逸で、常時注目されているアプリでもあるので、時たま起動していじってます。

2.ある分野の情報を網羅的に読むためのRSSリーダー(的な)アプリ

元々はGoogle Readerが担っていた領域で、現在私は「feedly」と「Vingow」を利用しています。現在、自社ブログ運営の参考になる各社のオウンドメディアや、同じような理由で参考になりそうな個人運営のブログ、Vingowであれば自社の事業に関連する分野、業界を表すタグをあらかたフォローして、特定の分野の記事やメディアを網羅的に記事を眺めたい時に利用しています。まとめて読む感覚は、ニュースを見るというよりは、電子書籍を読む感覚に近いですね。

4. feedly

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RSSリーダーというジャンルに含まれるサービスだと思います。私にとってのGoogle Readerの後釜になりました。以前はReaderというRSSリーダーを使っていたのですが、記事の重みづけを勝手にやってくれる機能が快適で自然とFeedly一本になってしまいました。Rederに比べると記事自体の読みやすさに難はあるのですが、その辺は他のアプリと併用して解決しています。

5. Vingow

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RSSリーダーではなく、むしろ事項のキュレーションアプリなのですが、自分が読みたい特定の分野の情報を得るために利用しています。Vingowは読みたい媒体を指定するのではなく、読みたい分野をタグで指定して、それをもとに情報を収集してくれるため、完全に網羅的、というわけではないでしょうが、隙間時間に読む情報量としては十分です。また、記事をようやくして3行程度にまとめてくれるのが特徴で、読むか読まないかの判断に使えます。おそらく大量の情報を処理することを前提に工夫を重ねたアプリ(サービス)なんでしょうね。

3. コミュニティを意識して使うと面白いキュレーションアプリ

起動している時間が最も長いアプリがこの領域のアプリで、私が利用しているのは「NewsPicks」と「はてなブックマーク」です。以前はLINE NewsやSmartNewsと同じく、ニュースを快適に読むためのアプリだと考えていたのですが、NewsPicksを使い込んでいくうちに、それぞれのアプリやサービスが持つコミュニティを意識するようになってきました。そう視点で見ると、はてなブックマークから得るニュースやコメントもも違った色に見えてきます。

今、meryiemoなど、分野ごとのまとめサービスが増えていますが、NewsPicks並に分野に特化したニュースアプリももっとあったらうれしいですね。

6. NewsPicks

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最近もっとも頻繁に使っているニュースアプリですね、経済関連の有識者によるキュレーションがウリですが、記事のキュレーションよりも記事に対するコメントが面白いのが特徴です。コメントそのものがこれほど価値を持つ(ような気がする)アプリは珍しいと思います。今後が楽しみです。

ちなみに、NewsPicskは自分がフォローする情報源として個人と各種メディア等の媒体、および分野ごとに自動収集してくれるロボットを選択できますが、私は個人のみをフォローして、他の役割は別のアプリに任せています。

7. はてなブックマーク

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 元々は利用していなかったのですが、はてなブログを使い始めた(このブログ)ことと、Twitterを再整理しようかと思ったこともあり、投稿のHubとして使い始めました。クリップボードにURLをコピーするとそのままブックマークができるようにもなっているので、このタイミングで「Pocket*1」の利用もやめ、はてなブックマークに移行しました。結果として利用頻度が増えたため、人気記事やそれらに対するコメントを眺める頻度も増えています。

これだけニュースを使っていても、ニュースに触れる発端はFacebookであることが多い。だからPaperには期待してしまう

これだけのアプリを使っていても、現状、アプリの利用頻度が最も高いのはFacebookで、ニュースに触れる機会が多いのもFacebookです。自分自身、それも期待してFacebookを使っている気がします。Paperに期待しているのはそのためです。

まだ試せていませんが、Paperの出来が本当に良ければ、現状のFacebookアプリの起動回数が極端に減ることになり、出来が(相性が)悪ければPaperはあまり使わずに終わってしまうんじゃないかと想像しています。

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最近、Facebookは特にそうですが、徐々に「意味のない投稿」よりも「意味のある投稿」が増えてきているような気がしますね。利用者が慣れてきたからか、Facebook自体がそういうコミュニティになってしまったからか、投稿する人が、読み手を自然と意識して投稿するようになっている気がします。単純なコミュニケーションはLINEやFacebookメッセンジャー/グループのように閉じた空間に移行していく。

そうすると、今回のPaperの浸透次第では、Facebookはニュースメディアっぽい方向へのシフトを強めていくのかとか想像ができたりと、Paperはほんと楽しみです。  

*1:Webサイトや記事をクリップし、後で読むためのサービス